- 2024年6月3日
いきなりですが、「皆さん、運動していますか?」
皆様お久しぶりです、理学療法士の森本です。タイトルのように聞かれると、ドキッとする方もいれば、すでに運動されている方もいるかと思います。私たち理学療法士は職業柄、患者様に対し「家で自主トレをしてみてください。」とお願いをすることが多いです。外来リハビリに限らず、以前勤めていた病院では、入院中の空き時間や退院後に自主トレを勧めることがありました。それくらい、リハビリと運動習慣は密接だと思います。そのため、今回のブログでは、私なりに運動習慣についてお話させていただきたいと思います。
前回の私のブログを読んでいただいた方はご存知かと思いますが、私は中学から現在までソフトテニスを続けており、去年の12月頃から新たにランニングを始めました。高校生で両膝を壊してからランニングは出来ないと思い込んでいましたが、いざ始めてみると、その楽しさがだんだんとわかってくるようになり、ついには今年の3月に新横浜でのマラソン大会に出場しました。10Kmの部門だったので、ランニングをされている方からすると大した距離ではないですが、自分の中では大きな変化でした。
厚生労働省の健康情報サイトによるとウォーキングやジョギングなど重力がかかる運動はカルシウム摂取や日光浴と並んで骨粗鬆症予防に推奨されています。良いことだらけですね。
私自身の変化ですと、まず体調を崩しにくくなりました。また、適度な疲労感があることで、睡眠の質が良くなり、朝がすっきり起きられることが多くなりました。身体的な変化に加えて、心理的な変化としては、ソフトテニスの試合中、ピンチの場面でも一定のパフォーマンスが出せるようにメンタルが安定してきた気がします。
このようなメリットのためには習慣化が大事です。そのため、まずは20分程度の軽く汗ばむくらいの強度で良いと思いますので、歩数計で記録を付けたり、ご友人・ご家族と運動を始めてみてはいかがでしょうか。