夏休みに京都へ

　１週間の夏休みをいただいて、その前半にこの非常に暑いさなかさらに暑い京都へ行ってまいりました。運よく、台風と入れ違いに帰ってきましたが台風に見舞われた現地の方々、被害にあわれた方々には心よりお見舞い申し上げます。

京都の目的の一つは東福寺に行くことでした。（神社、仏閣大好きなので）

１日目は、予定通りに東福寺に行くとなんとガラガラで人はまばら。「そうだ京都、行こう」というJR東海のCMでも取り上げられたことのある寺院ですが、通天橋が有名でそこからのグリーンのモミジは非常にきれいで気持ちのいい森林浴ができました。何よりもきれいなグリーンを非常に人が少ない中で堪能できたことは本当にラッキーでした。

そのあと、時間が割とあったので近くの伏見稲荷大社まで足を延ばそうということになり（行き当たりばったりです）、行ってきました。そちらは観光客が多かったのですが、特に外国旅行客でごった返していました。そこの有名な千本鳥居はくぐらなきゃ、ということで歩き始めたのはいいのですが、なんと稲荷山という山を登ることになってしまったのです。妻のいい加減な「これを登らないと千本の鳥居をくぐったことにならない」、という言葉を真に受けてのぼりはじめたのはいいですが、石段がきつくて普段運動をしない軟弱な体には堪えます。途中で引き返す選択もあったのですが、登らないで途中で帰ると御利益がないような気がしてフーフー言いながら妻の５，６段後をついて頂上まで登ってきました。稲荷山を登っているのはほぼ外国旅行の方々で日本語はほとんど聞こえてきませんでした。まるで異国に来ているようでした。通常、2時間コースというところを２時間半から３時間くらいかけて登ってきました。後から調べると稲荷山全体では約１万基の鳥居があるそうです。何が千本だか。翌日から両側下腿ふくらはぎの筋肉痛です。京都まで行って山登りをするとは思いませんでした。

とんだ京都修行旅行になってしまいました。予定通りではない、いろいろなハプニングや出会いがあるのが旅行の醍醐味です。京都といえば、桜や紅葉の時期がとくに有名ですが、夏の京都も場所によっては人が少なくお勧めです。

最終日には鈴虫寺に行って住職さんの説法を聞いて帰ってまいりました。

いいお話でした。この話は、また後日。

心にビタミンを補給して、また仕事を頑張ります。残りの暑い夏を乗り越えましょう。

ちなみに骨粗しょう症には、ビタミンDとビタミンKが重要です。患者様の中には、頑張ってカルシウムのサプリメントや牛乳などの飲料を摂取されている方も多くおられますが、夏は特に脱水気味になるため高カルシウム血症には気を付けてください。