- 2026年4月25日
肺炎球菌ワクチンが変わりました!!
この4月から公費で接種できる成人用肺炎球菌ワクチンの内容が変更されました。肺炎球菌ワクチンには、「莢膜多糖体ワクチン(PPSV)」と「結合型ワクチン(PSV)」の2種類があります。これまでは「ニューモバックス(PPSV)」が使われていましたが、現在は「プレベナー(PSV)」へ変更されています。大きな違いは、免疫の持続期間です。ニューモバックスは効果が約5年のため再接種が必要でしたが、プレベナーは1回の接種で生涯の免疫が期待できるとされています。
また、公費助成の対象も変更されています。以前は「65歳以上で5歳ごとの節目年齢」が対象でしたが、2024年4月からは65歳の方のみが対象となっています。自己負担額はやや上がっていますが、長期的に見ると接種回数が減るため、結果的に負担は軽くなります。65歳になられる方は、接種をぜひご検討ください。
さらにPSVワクチンの種類も進歩しています。これまで主流だった「プレベナー13(13種類対応)」(対応種類が限られていたため以前の公費接種はPPSVでした。)に加えて、現在は20種類に対応した「プレベナー20」が登場し、公費で接種可能となっています。また、21種類に対応する「キャップバックス」という新しいワクチンも出てきています。
近年はプレベナー20でもカバーしきれない型の報告も増えており、より広い範囲をカバーできるワクチンの重要性が高まっています。
接種の考え方としては以下の通りです。
・65歳未満の方
→65歳になったタイミングで公費を利用し、プレベナー20を接種
・66歳以上で未接種の方
→自費でプレベナー20またはキャップバックスを検討
(特に呼吸器疾患や免疫低下のある方は推奨)
・過去にニューモバックスを接種された方
→前回接種から1年以上あけてプレベナー20の接種を検討
ワクチンの選択は、年齢・基礎疾患・これまでの接種歴によって異なります。
迷われる場合は、お気軽にご相談ください。
予防できる病気は、できるだけ予防していきましょう。
