- 2026年10月15日
- 2026年10月16日
どうして注射によって打ち方が違うの?
こんにちは、看護師川口です!
今回は、当院で行っている注射の種類について簡単ではありますが、紹介をさせていただきます!
注射にも投与する部位・方法によって種類がいろいろあります。
同じ骨粗鬆症注射にしても、筋肉注射や静脈注射、皮下注射といろんな投与方法があります。
それぞれ治療の目的や症状によって注射を変える必要があります。
その注射の種類や違いについて当院で扱っている注射を用いて説明させていただきます!
・筋肉注射(きんにくちゅうしゃ)
皮膚の奥深くにある「筋肉」に薬液を注入する方法です。

筋肉には血管が豊富に通っているため、薬がじんわりと均一に体内に吸収されていきます。皮下注射に比べて一度に少し多めの量を注入することができ、効果は速効性があります。
当院での主な注射種類:コロナワクチン・エルシトニン(骨粗鬆症注射)
シングリックス(帯状疱疹ワクチン)
比較的、注射をしているときは痛みが少ないですが、注射後から筋肉痛のような痛みが出現することが多いです。コロナワクチンで経験された方も多いのではないでしょうか。痛いですよね…。
・静脈注射(じょうみゃくちゅうしゃ)
血管(静脈)に直接針を刺し、薬液を血液の中に直接入れる方法です。

薬が直接全身の血液に乗って巡るため、吸収までの時間のずれがなく、最も早く効果が現れます。
当院での主な注射種類:ボンビバ(骨粗鬆症注射)・にんにく注射・ビタミン注射
実は、点滴も静脈注射の一種です。
少し話しが反れますが、なぜ点滴という名なのか…?
漢字の「点」が液体の滴下様子、「滴」がしずくを意味し、液体を静脈に少しずつ滴下する投与方法を視覚的に表す言葉となっているようです。
いかにも!!点滴のイメージがつきやすいですね。静脈に注射をする量が多くなると、少しずつ滴下をする必要があるので点滴に移行します。大きな病院に行かれると、お水のパックを点滴棒にぶら下げている方がらっしゃいますので、誰しもが見たことがある光景かと思います。
・皮下注射(ひかちゅうしゃ)
皮膚のすぐ下にある「皮下脂肪」の層に薬液を注入する方法です。

皮下脂肪には血管が少ないため、薬がとてもゆっくりと時間をかけて体に吸収されていきます。刺激に敏感な場所でもあるため、注入量は少なめに設定されることが多いです。
当院での主な注射種類:インフルエンザワクチン・テリボン(骨粗鬆症注射)・プラリア(骨粗鬆症注射)・イベニティ(骨粗鬆症注射)メルスモン(プラセンタ注射)・ラエンネック(プラセンタ注射)
注射中に少し痛みがあるのが特徴です。
注射後は皮膚が少しぷっくりと腫れている様な感覚があるかと思います、その膨らみがゆっくり体に吸収されていきますので、揉んだりはせずにそのまま注射部位には触れないようにしてください。
当院では、患者さんの症状や目的に合わせて最適な投与方法を選択しています。 注射について不安な事やご質問があれば、いつでも医師や看護師にお気軽にお声がけくださいね。