- 2023年11月27日
医療事務の仕事 ~病院の顔~
医療事務の仕事は「病院の顔」といわれています。
なぜなら患者様が最初に出会いご対応するのが受付だからです。今回は当院の医療事務の仕事について一部ですが、ご紹介させていただきます。
<受付>
最近の医療機関は診察券を機械に通す受付方法が増えてきましたが、当院では私達が笑顔で患者様を診察へご案内いたします。また、患者様の大切な情報を保険証または、マイナンバーカードより電子カルテに登録します。文書受付も行っていますので、受付までご提出ください。その他ご不明な点がございましたら、
いつでもお声掛けください。
<会計>
皆さまの領収書に点数が記載されているのはご存じですか?
医療行為の対価として支払われる費用は「診療報酬」と呼ばれ、あらかじめ国が定めた点数「1点=10円」で計算されます。
当院の請求書を作成するまでの流れは、院長が診療内容を電子カルテに入力すると、実は会計のコンピューターに反映される仕組みになっています。
私達は電子カルテから診療内容を確認し、診療報酬より計算をして会計を行っています。数十年前は紙カルテから電卓で計算していたそうです。便利になったからこそ、待ち時間短縮を心掛けています。
<請求>
保険診療では自己負担分3割・2割・1割を患者様へ請求し、残りの7割・8割・1割を患者様が加入する健康保険へ請求します。この請求するために必要なのが、診療報酬明細書=レセプトといわれるものです。レセプトは毎月末に締め切り、翌月10日までに審査支払機関へ提出します。医療機関は日本全国、国が定めた点数、ルールに沿って運用されています。
私達医療事務は、事務的な面で診療スタッフのサポートをすることが、
患者様のお役に立てることだと思っていますので、これからも診療スタッフと患者様との架け橋となる役割を果たしていきたいと思います。