• 2023年11月6日

勉強を続ける大切さ

皆様お身体の調子はいかがでしょうか。理学療法士の山下です。早いもので私が入職させていただいてからもう6年が経とうとしています。その間に私は働きながら大学院に進学しておりました。

私は入職4年目で大学院へ進学しました。臨床経験も増え自分の臨床的な力に自信がついていた時期で、まさに無敵な状態で立ち向かっていきました。しかし、そこで待ち受けていたのは、臨床と研究では世界が違うこと、身に着けた知識は人の借り物だったということへの気づきでした...それからは読んだ文献、参考書すべてを疑い自分の身体を使いながら一つずつ検証に検証を重ね、自分の考えた知識として使えるまでになりました。

苦労は絶えなかったですが幸いにも教授や素敵な先輩に恵まれ、少しずつではありますがそれでも確実に研究を進めていくことができました。そして今年3月に無事に卒業し、晴れて修士号を取得することができました。

大学院に通い多くのことを学ぶことができ、たくさんの経験を積ませていただきました。その中でも教授から頂いた「まずは自分でやってみろ」という言葉が、自分に自信を持つきっかけとなりました。すべてを1から調べて方法を探っていくことは、非常に根気のいる作業でした。しかしその工程を一人でも行うことができたとき、研究の面白さが分かり、研究者としてスタートラインに立てた気がします。そして研究に取り憑かれた私は今年10月から博士課程への進学が決まりました。

私の大学院への進学、卒業は、院長に背中を押していただいたこと、全スタッフの皆様に仕事を手助けしていただいたこと、そして患者様が変わらず接してくださり応援していただけたことで可能となりました。感謝の気持ちと一緒に大学院の経験を皆様にお返しできるよう日々精進して参りますので、これからも応援よろしくお願いいたします!

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